赤ちゃんの言葉がわかる?
Dunstan Baby Language (DBL) の ”Baby Language” というビデオを見ました。
シドニー在住、元メゾソプラノ歌手のママさんが研究・考案したもの。
赤ちゃんが泣く前に出す声を5つにグループ分けして、その音によって赤ちゃんが何を望んでいるかを導き出しました。面白いセオリーです。
簡単に紹介します。
Neh(ネェー)
”お腹すいたよ”
→おっぱいを吸おうとする動きから、舌が上あごにつくことで出る音
Owh(アオゥー)
”眠いよ、疲れたよ”
→あくびの動きから来る音
Heh(ヘェ)
”おむつが濡れて気持ち悪いよ”
→おしりに不快を感じた時に赤ちゃんによく見られる声の出し方らしい。
Eairh(エァー)
”お腹にガスが溜まってるよ”
→ お腹のガスを出そうとする際にこの音を出すらしい。もしくはうんちをしようと頑張っているとき。ひざをお腹に引き寄せる動きと共に見られることも。
Eh(エッ)
”ゲップしたいよ”
→胸に溜まった空気を口から出そうとして出る音。
動画の中では、何人もの赤ちゃんが実際にこれらの声を発している様子も見られます。
微妙なちがいの音なので、完ぺきに聴き分けるのは難しいかもしれないけど、何となく言っている理論は分かるような気もします。
これを見てからべビ男を注意深く観察していると、確かに当たっていることもある!
あくまで、泣き出す前の声出し段階です。完全に泣いてしまうと声も何にもあったもんじゃないですからね。
ちなみに、これはあくまでも彼女の個人的な研究と観察をもとにした仮説であって、科学的根拠は全くないと批判する声もあるみたいです。
それと、0~3か月くらいまでの赤ちゃん限定です。それ以降は、赤ちゃん語というかおしゃべりしようともっと複雑な声を出し始めるので当てはまらなくなっちゃうのでね。
パスポート申請(オーストラリア編)
ベビ男のパスポート用写真を撮ってもらおうと近所の郵便局に行くと、うちではやってないからと近くの事務用品店を案内され行ってきました。証明写真は郵便局で撮るもんだとばかり思ってましたよ。
で、普通にデジカメ登場ですね。
真っ白なオムツ交換マットみたいなものとともに。さぁ ここに寝かせて!って。
これって家で自分たちでできるんじゃないのかね?と心の中でつっこみながら眠りこけていい気分でまどろんでいたベビ男を置く。
置いた瞬間寝たー!
普段、下に置くと秒で起きて泣くくせに!
お母さん、目を開けさせてください。
はいはい、そうですよね。と、なんとか起こし正面を向かせようと必死になるも、これがなかなか難しいんですね。まっすぐキープしない。目は閉じかかっているのになぜか手は動きまくってる。
お母さん、手が写っちゃうから下ろしてください。
多分、何十回もシャッターを切っていたっぽいけど、なかなかこれ!っていういい感じのやつが撮れないらしく長丁場に。
しかも、口が開いてちゃいけないみたいです。生後2か月の赤ん坊に、証明写真撮るから口閉じろ、目しっかり開けろ、まっすぐ向けってかーなり難しいですよね。
カメラマンさんもあやしたりとかなく、冷静に淡々と業務をこなしていらっしゃったし。
なんとか撮り終え、一番よく撮れていたであろう渾身の1枚をプリントアウトして持ってきてくれました。
気に入らなければ撮り直ししますよ、と。
え、めっちゃブサイクなんですけど!?!?
と叫んだ(心の中で)けど、夫は別にいいんじゃない?とか言うし、誰に見せるわけでもないしもういいかと、はい、いいです。また撮り直すの疲れるしね…
寝かせてるから二重あご+眠いの頑張って目開けてるから腫れぼったくてなんだかお相撲さんみたいなこのベビ男人生初のパスポート写真、5年間これなのか…?
写真代、お値段 $15!
さ、あとは申請するだけです。
Australian Passport Office のサイトで 子ども用のアプリケーションフォームに入力し印刷します。
子ども用の場合、申請書と写真の裏にに Guarantor (保証人)のサインが必要となり、本人を1年以上(または出生時から)知っているオーストラリア国籍保持者ということで、夫のいとこにさっそく来てもらってサインしてもらいました。
あとは郵便局に提出しにいくだけ!
その際、べビ男のオーストラリア国籍を証明するために、本人のBirth Certificate と親(オーストラリア国籍保持者)のパスポートも必要。
通常、3週間でできるらしいです。本当かよって感じなので早めに申請します。9月上旬に帰国予定なのです。お急ぎの場合は、お金を出せば2営業日でできると書いてありました。$186だったかな?
ちなみに、5年用(16歳以下)の申請料は、$142です。
オーストラリアのおむつ
病院では HuggiesというオーストラリアNo. 1 ブランドおむつを使っていたので、その流れで家でもしばらく使ってました。
ちなみに、今は日本にも上陸しているらしく、こちらでは、HuggiesとBaby Loveが2大ブランドという感じですかね。スーパーや薬局に行くとこの2つしかないんかいってくらいオムツの種類が少ない印象。
Huggiesはもともとアメリカ生まれのオムツらしいんだけども、新生児用がやたら小さいよなーと思ってて、よそのブランドも色々試してみてからどれかに落ち着こうとまだ模索中です。
Baby Love はユニチャーム(正確にはユニチャーム・オーストラリア)が作っているのでクオリティ的に期待できるかなって感じでサンプル使ってみたけど、Huggiesと大して変わらなかったような…Toothiesも似たり寄ったりだったような…
ベビ男誕生前にはりきって4パック買っておいたGoonも使ってみたけど、薄くてびっくり。おしっこ全部ちゃんと吸収するの?って心配になるくらい薄い!って、Huggiesに慣れてたもんだから余計びっくり。
Goon と Huggies 比較してみるとこんな感じ。どちらも新生児用サイズ。
薄くてサイズ感も大きめなGoon に対し、ちょっとゴワゴワしていて小さめなHuggies。
今はサイズアップして4〜8kgのSサイズを使っているけど、Sサイズでも比較するとこんな感じです。
Huggies はキツめだけど、Goon だとブカブカって感じかなぁ。
最初の頃は、おむつの上手なはめ方がよくわかっていなかったのと、ベビ男が細身なのもあって、背中や太ももからよくおしっこ漏れしてました。特にGoon は大きめなのでフィットしてなかったのもあって。
あと、Colesのプライベートブランドの Comfy Botsも使ってみたけど、安い割には満足かなと思います。作りは安っぽくて肌触りも微妙だけど、ギャザーはしっかりしていて漏れもなかったし、可もなく不可もなくといったところ。かぶれもなし。サイズ感的には Huggies くらいでしょうか。
Huggies が1枚あたり$0.35くらいなのに対し、$0.17とお値段的には約半額!
今、日本製を何種類か使い比べているところで、現在パンパースを使っています。テープ部分がすごく伸び縮みする!これ気に入ってます!しかもめちゃくちゃ薄い!でも一度うんちがもれちゃいました!
生活リズム
徐々に1日の生活リズムが確立してきつつあるうちのプリンスです。
朝晩関係なく好きな時に泣いてはミルクを飲み寝るっていうのを繰り返しているもんだと思っていたけど、彼の中で徐々にパターンが生まれてきたのか、私も少しずつ楽になっていくのかなと嬉しく思います。
ある日の1日
7am 起床
授乳終わって6時頃(まだ薄暗い)に一度寝付いたけど、7時には起きた。明るくなったら起きるもんだと認識してきたのか?すごいぞ、ベビ男。
朝は明るい外を見せながら陽を浴びせておはよう☀ と言うようにしています。
機嫌が良く、バウンサーに置いて洗濯したり朝食タイム
9am 授乳
10〜11am 朝寝
11:30am 授乳
この後なかなか寝ないです
バウンサーで揺らしながら昼食
2pm 授乳
抱っこひもに入れてハンモックで揺れると百発百中寝る!けど下ろすと泣くので抱っこキープで疲れる
4pm 授乳
寝ない
隙を見て夕食
6pm 夫帰宅後、沐浴
6:30pm 授乳
寝ない
9pm 授乳
10pm 就寝
2am 授乳
6am 授乳
こうして見ると、昼間は2時間おきくらいに授乳してます。これはドクターの助言に沿って、"ぐずりだしたらとりあえずミルク " 作戦 を敢行してます。これにしてからギャン泣きが減ったような。今までお腹を空かしていたんだと思います。
寝ない時はベランダに出ると、眩しさからか気持ち良さそうに目を閉じます。室内とは違う冷たい外気が心地よい眠気を誘うのかな?
あとは、音に敏感なベビ男。
夜、シーンとした中で上の階の住人が何か落とした音でバチーっとバンザイしちゃって起きてしまう。自分の意思とは裏腹に目覚めてしまってかわいそう。
最近やたら物音立てられるんだけど、こっちは時間かけてようやく寝つかせているのにとまじで殺意を抱きます。
テレビや掃除機やキッチンでカチャカチャやってても割と起きないのになぁ。しかも線路沿い+大通り沿いで電車の音はするわ、やたら救急車は通るわ…で、昼間は生活音がする中で昼寝とかさせてるのに何でだろ?
〇〇式?
絶対無理だろうなとは思ったけど、これから1人で寝るようになってくれたらこの上なく助かる!と、別室で寝てみることに。
結果から言うと、3日で挫折して今はもう一緒の部屋で寝ています。
中途半端なねんトレでした。。
ベビ男があまりにも泣く&寝ないので、少しでも私たちのストレスと疲労を減らそうと2人で決めたんだけれども、やっぱりそれって、私たちが寝てほしい時に子に寝てもらうっていう単なる親のエゴなんですかね。
以下実践したこと↓
・寝るタイミングになったらとりあえずコットに置く。
・部屋を暗くしたりオルゴールを流したりして入眠を促す。
・部屋を出る。
・泣き出したら2~3分待ってなだめに行く。(この時抱っこはしない)
・おむつチェンジやお腹が空いているなど、考えられる限りのファクターを取り除いてあげる。
・数分間なだめて泣き止まなくても再び部屋を出て様子見。
これを繰り返す。
なかなか泣き止まなくて、ほっといているのがもうかわいそうでならなくて結局抱っこしてしまいます。
しかも、何度も様子を見に行くというのが結構大変で、これはかなり根気が必要だと感じます。
今まで基本ずーっと抱っこゆらゆらで寝かしつけてたからなぁ。。それがいきなり変わるとなるとべビ男も戸惑うだろうし。でもかわいそうだけど、これからのお互いのため。やると決めたらコミットして続けないと毎回抱っこしないと寝ない子になっちゃうよなぁ。
っとは思うんですけどねー。私(とベビ男)には無理かも…
なんとか式とか色々あるみたいだけど、その家庭ごとにあった自分たちなりの方法でいいと思うんです。
ママがベビの睡眠スケジュールを完全管理するジーナ式とか絶対できなそうです。
検診の時ドクターに強く勧められたのは、Dr シアーズの "Baby Book" でした。 この人はジーナ式とは真逆って感じだから、私もそこまでストイックにできないし、イージーゴーイングなオージー達はあんまり深く考えずにやりたいようにやってそうだし、とりあえず読んでみるけどすでにこちらに賛成ぎみ。
ベビーの声を聞きなさい。母親のあなたにはわかるはずだよ。そして、ベビーのしたいことをさせてあげなさい。それだけです。
ってドクターに言われたなぁ。
ベビ主体の育児法推奨って意味では、私このドクター好きかも?
初めての注射
ついに、ベビ男人生初の注射を打たれる時がやってきました。
生後2か月目のワクチン接種です!
市が行っている無料の接種会(?)に教会へ。
私も泣いちゃうかなぁと思ってたけど、大丈夫でした。他にもちっちゃい子が頑張ってましたから。ベビ男だって大丈夫さ!と言い聞かせて。
あ、夫がビデオ撮ってました。今、何度見返してもかわいそうだわ。。
オーストラリアでは、2、4、6か月と12か月と18か月に主なワクチン接種があって、今回息子が受けたのは、ロタウイルス、肺炎球菌、混合(ジフテリア、破傷風、百日咳、B型肝炎、ポリオ、インフルエンザb型)の3つ。
まずは、口から飲ませるタイプというロタウイルス。難易度低め。
それまで眠りこけていたベビ男。お、口に何かやってきたー!といつものミルクかのように食らいついてパクパクしてたけど、いつもと味が違うと気がついたのか少しずつ吐き出した。ま、吐き出すの想定内みたいで、そんなの構わず与え続ける担当さん。
さて、いよいよ本題の注射です。
普通に腕にするのかと思いきや、まさかの足!
ママ、しっかり抱っこして足をこうやって押さえててね。
左ももに ぷすり。
本人、一瞬何が起こったのかわからないまま、2秒くらいたってからの〜
大泣き!!
おぉぉぉぉぉ(´;Д;`)
痛かったよね。産まれて初めて針に刺されるっていうね。衝撃の痛みだよね。びっくりだよね。
うー、かわいそうに(´;Д;`)
息つく暇もなく、
はいはい、次右ももね。ママしっかり押さえてね。
右ももにも ぷすり。
こちらも時間差で、「わぁぁぁぁぁ!!」
顔真っ赤にして涙がいっぱい出ました。終わったと思ったらまさか続けてもう片方の足にも刺されるなんて思っていなかったでしょう。
頑張った、頑張ったぞベビ男!えらいぞ!ママは君を誇りに思います!
すぐに持参したミルクを飲ませて落ち着かせました。
周りを見ると、注射を終えて授乳しているお母さんたちがちらほら。授乳ケープでしっかり見えないようにしておっぱいあげるお母さん、乳べろんと出して飲ませるお母さん。
アジア人ママとオージーママの差に気づいたのでした。
1ヶ月検診
1ヶ月検診に行って来ました。
正確には7週目ですが、このドクターは本来の出産予定日から数えてて、そうなると4週目ってことになるみたい?
さて、この日を心待ちにしてましたよー。聞きたいことありすぎー!
家を出るまでも大変でした。
朝方、トントンしてたら私も寝ちゃって授乳のタイミングがずれてしまい、家出る前にも一度飲ませておいたほうがいいよね、と思ってたんだけど時間なくなって途中になってしまってそれが嫌だったらしくギャン。泣き止まないところを無理やりカーシートに乗せて出発。ごめん、ベビ男。
乗せたらふっとおとなしくなりました。
やはり彼はこの揺れが好きみたいです。
さて、体重は4.6kg まで増え、身長は58cm。
ぐんぐん成長してる。嬉しいです。
とにかく泣きまくることについて、Colic の可能性が高いようで、Colic relief をミルクにまぜて飲ませること 勧められました。やっぱりかー。コリックといえば、こちらでは、
健康的でちゃんと飲んでいるにも関わらず、頻繁な原因不明のギャン泣き
足を蹴り上げたり、反り返ったりしながら泣く
夕方以降に頻繁に泣く
というのが、1日3時間以上、週3日以上、3週間以上に渡って断続的に続く場合のことを言うそう。または、PURPLE crying の可能性も考えられます。
見てる限り、どうもお腹がなんだか苦しいのかガスを出したがってるような感じはわかります。顔を真っ赤にして唸ったり、激しく反り返って泣くことも多いです。
その時はきっとお腹関係なんじゃないかなと思うんだけど、おむつ替えた、ミルクあげた、暑いとか寒いとかでもなさそう、耳も鼻も掃除してるし詰まってるわけではなさそう、熱もない。。あと何が考えられるだろう?ってなったら、眠いのに眠れないか、理由なく泣いているか…しかないような。
夕方17時〜19時の時間帯にしっかり飲ませてあげると、そのあと23時とか0時とかまで寝てくれるらしいです。あとはその時間帯でお風呂。これは、何となく前の日に試したところ、19時にお風呂入れてたっぷり飲ませたらすぐ寝ついて23時まで起きなかったので、あ、その通りだーと思いました。
今日話を聞いて衝撃だったのは、泣くのは飲み足りていないから2時間おきでも飲ませなさい(昼間はね)、おしゃぶりは捨てなさい。さらに、赤ちゃんは本来そんなに泣くもんじゃない、ってうそでしょ?!
Birds fly, babies cry じゃないの?赤ちゃんは泣くもんでしょうよ!だからみんな頭を抱えてるんだと思ってたのに。ドクターによってそれぞれ見解は異なるから一概にどれが正解とは言えないのわかってるから、このドクターはこういう考えなんだなと思いました。私的には納得できないまま帰りました。
おしゃぶりは、赤ちゃんは常に声を発して何かを伝えようとしているから、いくらくわえさせれば落ち着くからってそれに栓をするなんてだめ。後の言語発達に影響を及ぼすらしいです。
もやっとしたまま帰りにMonash に寄って、以前担当だったナースに挨拶とベビ男のお披露目をしていたら、うちにも助産師いるから話してみる?と言われ話してみると、、
おしゃぶり全然使っていいわよー!って(笑)それで本人落ち着くんだったらいいじゃないって。
ミルク飲みながらよく吐き戻すのは、速く飲み過ぎて追いついてないから、一番スローな乳首に変えたほうがいいのと、飲ませるときの角度を頭を高くする。
それからお風呂。お腹が温まると張りもおさまって泣いたり眠れなかったりっていうのにいいと。うんうん、うちのベビ男はお風呂大好き、ご機嫌です。
診察中も泣き出したなー。声量がすごい!話が聞こえないもんだから、あわてて持ってったミルク飲ませながらお話ししました。
外出すると、いつこうやって泣き出すだろうとヒヤヒヤしますわー。
ドクターにベビーキャリアをもっと活用するといいよって言われました。ママにくっついていた方が泣かないよ、家でも使いなさいと。自分のこともできるし助かりそうです。