ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

胚移植日

ついに、頑張ってくれた1個だけの希望の卵さんをお腹に戻す日がやってきました。

しかし、実のところあまり期待していませんでした…

 

昨日、今日は  Calm and relaxね‼

と散々言われていたので、とにかくストレスを感じないようにしようと、鍼をしてもらったり、ウォーキングしたり、好きなドラマを見たりして、ゆーったり…

 

当日もリラックスして歩いてクリニックへ。

そして見事に、”移植直後に打つから持ってきてね”と言われていた注射を忘れる。(リラックスしすぎて、何の注射だったのかすらよく覚えてない…)

 

そのあとすぐに鍼治療を予約していたので、”いったん帰宅できないです…”と言うと、ドクターが、”いいよ、いいよ!鍼のあと帰ってからで全然おっけー!”とお気楽な回答。

え、てきとーなんすか⁉

と思ったけど、オーストラリアのこういうところ嫌いじゃない( ´∀` )

 

私の前に移植をしていたっぽい女性の、旦那さんと子どもが待合室でありえないくらいにギャーギャー泣いて叫んで騒いでいて、(正直ナースさん達も引きつった顔してたよねー)勘弁してくれよ…こちとらリラックスしなきゃいけないんだよ…とかなりナーバスというか、イライラしながらもしばし待つ。

 

若干、予定時刻より遅れて私の番が来ました!

 

最初に培養士さんが卵についての説明をしてくれて、卵の写真をくれました。見る限り、とても美しいとは言えない感じ…

移植自体は5分程度で終わり。特に痛くもなく。

 

培養士さんが長ーいスポイトみたいな注射器みたいなものに卵をつけて持ってくる

ドクターに渡す

スキャン画像を見つつ卵を子宮に戻す

そのまましばし待つ

培 ”All clear! (残ってません)

注:スポイトに卵が残ったまんまのことがあるらしい

ドクター、スポイトを取り出す

 

という感じの流れです。

 

ドクターは、相変わらず終始にこやかで優しい言葉をかけてもらっていました。

無事に終わって、無口なうちのパートナーに ”どういう気分だい?”と聞いていましたが、答えに困るよな…って思ってちょっと面白かったという。

 

ちょうど、そのときチャイムのような、なんだか素敵なことが起こったときのような音楽が館内に鳴り響きました。

何だ何だ!?という顔をしていると、ドクターが ”今マタニティー病棟で赤ちゃんが誕生したっていう知らせだよ。君も9か月後にこれを鳴らせるように祈ってるからね!”

と言ってくれました。

 

 

 

絶対いつか鳴らします、私!!