ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

オーストラリアの体外受精事情


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↑今朝のブリスベンシティ方面の様子

 

このところまた肌寒くなってきたので、早朝のウォーキングは正直辛いっす…:;(∩´﹏`∩);:

基本、年中暖かいので(平均気温が20℃を越えてます)、ちょっと寒くなっただけで、えらく寒いと感じてしまうというか…人々は大げさに着込んでアピールします。私もその1人ですがね(´>∀<`)ゝ

 

日本はもうかなり暑い時期かと思います。九州での大雨災害について昨夜の母との会話で知りました。

母としゃべっていると余裕で1時間は過ぎてしまいます!やはり、家族が近くにいないというのは寂しく感じますね〜治療していると尚更(´._.`)

 

そして、待ってました!の生理が 本日ようやく来まして(前回は採卵の3日後に来た)、大量のホルモン剤投与で溜まった残留物を、きれいさっぱり洗い流してもらいたいところです。

基本的に、採卵後の生理は普段より重めですが、この後は体もだいぶ元通りになります\(^o^)/ 

ちなみに、今回の生理中はタンポン禁止とのこと。 

 

 

さて、暇だったのでオーストラリアの体外受精事情についてリサーチしてみました。

 

2014年にIVFによって誕生した赤ちゃんの数は、12,875人

 

これは、この年の総出生数(299,697人)の約5%となっています。この数値は高いんでしょうか?気になって日本も調べてみました。

2014年の総出生数は、100万3,500人で、うち47,322人の赤ちゃんがIVFにより誕生。これもおおかた5%です。同じくらいの率なんですね~。ちなみに、日本は世界で一番体外受精の件数が多いんだそうです。知りませんでした。

と同時に、件数は多いのに実際の出産率は世界でも最下位という記事も見つけてしまいました。(採卵1回あたりの出産率:アメリカ…約34%、オーストラリア…約20%、日本…約6%

 

以下、UNSW(University of New South Wales)による全オーストラリア&ニュージーランドのART(生殖補助医療)についての統計データベース(2014年)より勝手に抜き出してます( ..)φ

 

Fresh vs Frozen?

 

新鮮胚移植と凍結胚移植ではどちらがいいんだろう?とずっと疑問でしたが、30~34歳のグループでは、新鮮胚移植での出産率は32.3%、凍結胚では26.4%という結果が。うーん、これについては何とも言えません。データによっては凍結胚の方が妊娠率(着床率?)は高いというソースも別の場所で発見しましたので…

 

Blastocyst(胚盤胞)移植率は全体の67.5%

 

2010年の52.1%から大きく増加しているようです。IVF界全体で胚盤胞移植を推進している模様ですね。やっぱりこれは、初期胚を移植するよりも胚盤胞まで育ててから子宮に戻した方が着床率が高いと一般的に思われているからですよね。中には、なかなか胚盤胞まで成熟する卵をつくれない人もいると思うんですが。

初期胚でも、培養液より子宮の環境のほうが卵が育つ場合もあるので、(本来いるべき場所なので当然といえば当然)もちろん初期胚移植で見事妊娠する人だっているわけです。

私も、この2回サイクルをやってみて、胚盤胞まで到達するのが容易ではないってことを思い知りました。ただ、このクリニックの方針は胚盤胞移植なので、胚盤胞に達しない卵たちはただただふるい落とされるという事実を目の当たりにし、なんだか心が痛みます(;ェ;`)(´;ェ;)もしかしたら、初期胚を戻してうまくいくかもしれないし…

次回、そのあたりのことドクターに聞いてみようかなぁと思ってます。

 

Cleavage stage(初期胚) vs Blastocyst(胚盤胞)?

で、その問題の胚盤胞での妊娠率は45.1%に対し、初期胚では31.1%(35歳以下)という結果が出てました。やっぱり胚盤胞移植を勧められるわけですね。

 

凍結胚盤胞の平均数:1.7個!(35歳以下)

 

今回かなりの採卵数だったので、これはもしや7~8個くらい胚盤胞ができちゃったりして~((((o゚▽゚)o)))なんてほのかに期待してましたが。 

え、平均ってこんなに少ないもんなの…?

じゃあ、今回の私の2個はいい方なのか?というなんだかもやもやした気持ちです。

 

1年に行う平均サイクル数:1.8回

全体を見ると、1回だけ行った人が約半数(50.8%)、以下2回(27.2%)、3回(12.4%)、4回以上(9.6%)と続きます。これって、1回で成功してるのか、金銭的・体力的理由で年1回しか行わないってことなのか…圧倒的に1回だけの人が多いですがそこは想像です。

 

ソース:Australian & New Zealand Assisted Reproduction Database (ANZARD) | National Perinatal Epidemiology and <br />Statistics Unit (NPESU)

 

ネット上の星の数ほどある噂レベルの情報よりは、リサーチとか統計データを見る方が情報としては確実だし好きなんですけど結果論なんで参考程度にしてます。

PGSの結果が出るまで(あと2~3週間)ネタがなくなってしまいました(;´・ω・)ウーン・・・