オーストラリアの乾燥に Sorbolene Cream
私が初めてオーストラリアに来たのは、遡ること約7年前。
日本とまるで違う湿度の低さにびっくりしたもんです。
雨がなかなか降らない。
年間の晴天日300日とかってのはよく聞く話で、
朝イチで干した洗濯物が昼前には乾く勢い。
なんだか唇も手足も常にカサカサしている。
朝起きると、喉がイガイガして変。
皆、お水を持ち歩いている。
そう、乾燥大国オーストラリア
とにかく乾いている。
当時のワーホリ仲間に、体の乾燥にはコレが効くよってことで教えてもらったのが、Sorbolene Cream(そーぼりーんくりーむ)というもの。
これはなんと説明したらいいんだろうか。
オーストラリアならではのバリアクリームみたいなもの?ちょっと重めテクスチャーの保湿クリームみたいな?やたらと安い。
これはベビ用コーナーに置いてある無香料タイプだけど、他にもいろんなメーカーから出ている
当時は、主に手の乾燥対策に使っていたんだけども、一度塗ると、塗った瞬間から手がバリアを張ったみたいに守られてるような感覚になってたな。
ただ、何というか今イチ肌に浸透している気がしないというか、なじまないというか、"乗っかってる" みたいな。
だから、つまり "保湿" されているわけではないのかも。手の乾燥そのものが改善されているわけではない。
そこからは、色々と自分なりに試して、最終的にAveenoのハンドクリームに落ち着いているのですが。
前回、ベビ男の体の乾燥がひどいことに触れましたが、二の腕〜ひじ周りとひざ下が特にカサついています。外気に触れる部分ですね。
それで、先日、小児科の定期検診に行った際、こんなアドバイスをされました。
- お風呂に入る前、Sorbolene Creamを全身に塗る
- お風呂で、ガーゼ等を使って全身のクリームを洗い落とす
- とにかく短時間でパパっと済ます
以上。
要は、乳児って汗をかかないらしいので、そんなに念入りにボディソープなんかで身体を洗ってやる必要はないそう。
石鹸やボディソープは、必要以上に皮脂を奪い取ってしまい、入浴後にそれを補うために保湿剤をまた塗る羽目になる。
さらに、お湯に長々と浸かっていることも乾燥につながるらしい。
このSorbolene Creamは優秀で、お湯と一緒に汚れも落としてくれて、皮脂は落とさないというから素晴らしい。
石鹸と保湿クリームの良いとこ取りだなんて…そんな夢のような商品だったらもっと世間に浸透していてもいいような。7年いて初めて知った事実。
でもこの異様な低価格が引っ掛かるかも。