ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

glue ear とは

2度目の聴力検査をしてから1ヶ月、ようやく耳鼻科の先生に診てもらうことができた。ベビ男が産まれたWesleyのENTを紹介してもらっていた。

 

 

そして、判明。

 

glue ear (滲出性中耳炎)

 

だって。

 

 

でも、「それって、middle ear infection(中耳炎の一般的総称)ですか?」って聞いても、「infect(感染)はしていない」と言われたから、infectionではないってことか。

glue earというのは、鼓膜の奥にfluid(液体)がたまっている状態のことで、通常2〜3ヶ月で自然と抜けていったり、なくなって元の状態に戻るらしいんだけど、ベビ男の場合、一回目の聴力検査からすでに3ヶ月は経っている。

つまり、鼓膜を切開し、液体を抜いて、grommetsと呼ばれるチューブを挿入する手術をする充分な理由になるってこと。

 

今のベビ男の聴こえ方は、水中にいるような感じかもしれないんだって。私の声もクリアに聴こえていないのかなぁ。こもってる感じなのかなぁ。どんな気分なんだろう。想像しただけで、かわいそうに思えてきた…

でも、それも水をきれいに抜いてあげたら、「えー!こんなにもよく聴こえるのかー!」と、ベビ男の世界が劇的に変わるかもしれないのだ。

 

現時点では、痛みや不快感とか、機嫌が悪いとか、そういうのにはあまり関係していないみたいで安心した。

ただ、飛行機内での耳抜きは、この状態だとほぼ不可能らしく、だから機内でのグズリが激しかったのかな…なんて思った。

ちなみに、チューブ挿入後は、耳抜きをする必要すらなくなるんだって!勝手に空気が出入りできるようになるからだとか。ありがたいことよ!良いことづくめじゃないか〜

 

そして、迅速な処置が必要なのは、今が言葉を聴いて覚えて話し出す大事な時期だから。

この時期の難聴は、言語能力の発達に大きな影響を与えかねない。どの親も、すぐになんとかしてあげたい!って思うはず。

これが、パブリックだったら、3〜6ヶ月待機っていうカテゴリーに入れられてたからなぁ。もっと重症ですぐに処置が必要な子ども達が大勢いるってことだから仕方ないのかもしれないけど、私も夫も迷わず、すぐにここのプライベートでの手術をお願いすることにした。

 

それが来週の火曜日に決定。速い!

 

ちなみに両耳。手術は全身麻酔下で、液体の吸引自体は5分ほどで終わる非常にシンプルなものなんだって。麻酔とか入れたら全部で1時間近くかかるだろうけど。

チューブ挿入後は、大体6ヶ月〜12ヶ月間入れたままで、成長して穴が大きくなるにつれて、ポロッと取れてくるらしい。

その間は、耳を濡らさないように気をつけて、プールもお風呂も耳栓をして入らなきゃいけない。

 

中耳炎は、この年齢の子ども達にとてもよく見られる病気みたい。特に、ベビ男はよく風邪ひくし、鼻水と咳にも結構悩まされてきたし、そういう点で納得の行く診断結果でした。

 

鼻血頻発の件も聞いたけど、中耳炎とは関係ないってさ。じゃあ何なんだ~