幸せに満ち溢れた夜
べビ男は、昼間は自我強めで怒りん坊の甘えん坊で大変だけど、夜は割と起きずに朝まで寝てくれる良い子。
だったと思っていたが…!
1週間ほど前のある夜中、悪夢でも見たのか、突然「ままー!ままー!」と叫びだして止まらなくなった。
同じ部屋に寝てる夫がしばらく一人で頑張るも、通報されるんじゃないかぐらいの勢いで狂ったように泣き叫んで、到底収まる様子もない。
心が痛みだした私は、部屋に入ってべビ男を抱きかかえ、落ち着かせてコットに戻し、しばらく子守歌を歌いながら眠るまでトントンしていた。
寝たかなと思って部屋を出れば、数分後にすぐ起きてまた泣く。
またトントンしに行く。
部屋を出れば泣く。
これを多分2時間近くやってたけど、これは無理だと諦め、私のベッドに連れて行って添い寝…
やってしまった、添い寝
添い寝をしたら終わりだと思ってた。
スリープスクールを去る時も耳にタコができるほど言われた
「絶対に以前のルーティン(添い寝)に戻らないように」と。
それをやってしまった。
それからというもの、毎晩決まって夜中に「ままー!ままー!」と泣き叫ぶようになってしまった!!
奥歯があと4本生えてくるはずだけど、これは確実に歯ぐずりではないと断言できる。
ただの甘えん坊だと分かる。
ママと添い寝をしたいから!!
かわいいやら面倒くさいやら………正直、私はあまりよく眠れないのでね。
だけど、おそらく今だけしか見られないであろう、ぷにぷにのほっぺたや、私の手を握り返してくれる小さな手、人のお腹を枕にして幸せそうにスース―と眠る天使のようなべビ男の顔を間近にして、なんだか愛と幸せに満ち溢れた気分になるのでした。