ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

親知らずを抜きました

昨日、親知らずを1本抜いてきました。

 

ドクターからは、2本いっぺんに終わらせちゃおう!という提案で、私もその場でYES!!と二つ返事していたんですが、色々調べてたら怖くなってきて、1本ずつにしてもらうことにしました…(´・ω・`;)

 

結果からすると、1本にしておいて本当によかったです。一夜明けた今、顔の左半分が思った以上に膨れ上がってます。

これが左右2本やってたらと思うと、こんな感じでおたふくさんみたいになっていたと思います…それはそれで、むしろ均等でよかったのでは?とも思うけど\(^o^)/

 

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では、親知らず抜歯の過程をシェアさせていただきます

今後、オーストラリアで親知らずを抜こうと考えている人の参考になれば幸いです(*^-°)v (そんなにいないと思いますけど...)

 

 

①そのまま歯医者でやるか、病院でやるか聞かれる

 

まず、患者に選択肢が与えられるようです。

私も日本で上の親知らず2本を抜いた時、下の2本は埋没&横向のためそこの歯医者さんではできないから大学病院か口腔外科を紹介しますと言われた気がします。

こちらでは、病院でやるとなると、全身麻酔で金額も歯医者でやる2倍近くすると言われたので、私は歯医者でお願いすることにしました。

 

②予約を取る

 

抜歯後2~3日は休みを取れる日に予約した方がいいと言われたんですが、いくつか提案された日がどれも翌日仕事の日ばっかりで、仕方なく同僚に休みを代わってもらいましたρ(・ω・、)

でも、私の経験上とれるなら2日は休みをとった方がいいと思います!ほっぺたが下膨れしているってだけでまじでテンション下がります。仕事どころか外出なんぞする気も起きません。

 

③施術開始!(9`・ω・)9

 

結果、詰め物1本と親知らず1本で合計1時間半かかりました。

詰め物はわりとすぐ終わったんですが、この埋没親知らずが曲者だったらしく、歯茎を切開して歯を削って割って、すんごいガーガー、ゴリゴリされ、痛みを全く感じないとはいえ、その振動は伝わり不快感でいっぱいでした…

あと、なかなか抜けないもんだからか、ものっすごいプレッシャーをかけられて(歯を押されて?)若干顎関節症気味なあごが本気で外れるんじゃないかと震えました…(((i;・´ω`・人・´ω`・;i))) 何回か左手を上げましたが、最後は無視されました!こんな恐怖体験は久しぶりです (llФwФ`) 

口を開けたままにしておくために挟まれる器具あるじゃないですか、あれの時点で顎が小さい人にとっては拷問並みにきついんですけど!あごの関節は痛いわ、うまく唾が飲み込めないわ、逆になんかこう唾というか痰?が絡まってきて、う…やばい、苦しい、助けて!(((( ;゚Д゚)))ってなりますよね。 なりません?

 

④施術終了…(›´ω`‹ ) ゲッソリ

 

ものすごく体力を消耗した感半端なかったです…よく頑張ったね!と先生に言われ、注意事項が書かれた小さな紙と替えのガーゼ2枚、薬の処方せんをもらってお会計へ。

正直、予想よりもかなり難航したと言われました!やっぱりか!

埋没型は要注意ですね~(›´ω`‹ ) あぁ、そして次は横向(90度)親知らずの番です…

でも、今回のよりは簡単らしいのでとりあえず一安心!

 

⑤親知らずを抜いた後の注意事項

 

出血が続くうちはガーゼかティッシュを噛んで圧迫止血しますが、私の場合夕方になってもまだ出血してました!さらに、シャワーを浴びた途端めっちゃ血が出てきてまじで焦りました!(lll゚Д゚)ノ血流が良くなることは極力控えた方がいいですね…ストレッチもしませんでした…

 

12時間はうがいをしちゃいけないそうです。その後は、温かい塩水で1日4~5回、1週間続けるといいです。

飲酒・喫煙・激しい運動は24時間控えます。

痛みがあれば痛み止めを飲み、細菌感染予防の薬も1日3回飲みます。

腫れていれば、24時間まではアイスパックなどで冷やしてOKです。

その夜は、枕を2重にして寝ると血液が頭に上らなくていいそうです。

 

~~~~

 

長くなりましたが、以上となります。

親知らずは、若いうちに抜いておく方が体力的にも絶対いいと思いました。回復力も違いますしね。

何であの時日本でまとめて一気に終わらせなかったんだろうと本気で後悔してます。保険も効いてここまで高くなかっただろうに…

 

特に埋没型は難航するから、通常CTなど撮って慎重に行うって書いてあるところもあったんですけど、前回の簡単なレントゲンだけでしたけど?やっぱりここはオーストラリア、何とかなる精神(悪く言えば適当)なんですかね?

妊娠するまでにはもう1本を終わらせたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯医者とMRIに行ってきました

本日は、朝から歯医者、午後から脳のMRIスキャンに行ってきました!

 

歯医者では、半年に一回のチェックアップ(定期検査)とクリーニングを行ってもらいましたd(´・ω・`)

もちろんこれはプライベート保険に入っているから通えているのであって、入っていなかったら実費額が大変なことになるので、正直絶対通ってないと思いますが…

ご存知の通り、オーストラリアでは歯科の国民保険カバーがありません。(ただし、世帯年収によっては治療を無償で受けられたり、16歳以下の子どもがいる世帯には政府から補助金が出たりします。)

 

検査の結果、どうやら銀歯が壊れかかっているから新しい詰め物に替えなきゃいけないみたいです。この国では銀歯なんて誰もはめていないのでもちろん珍しがられます。というか、笑った時に銀歯が見えたりする度に引かれてるんだろうなーとか思ってたので、早く白いのに替えたかったのでよかったです\(^o^)/

さらに、下の親知らずが2本まだ残っているんですが、1本が迷惑なことに90度の角度で生えており、他の歯たちをぎゅうぎゅうと押し始めて歯並びも悪くなるよと恐ろしいことを言われ、もうソッコーで抜いてください!と二つ返事しました。

一応、親知らず2本と詰め物1本の見積もりをもらったところ、保険なしだとなんと

$900(約8万円)Σ(`・ω・Ⅲ)!

衝撃です。

でも、保険でカバーされるとこれが$340(約3万円)になります。

そして、今回の検査代は$100ほどでした。レントゲンを撮ったので少し高くなりましたが、普通の検査だけだともうちょっと安くなります。

 

 

さて、慌ただしくシティに移動し、次はMRIスキャンを受けます。

高プロラクチンの原因であるプロラクチノーマ(脳下垂体にある腫瘍)の大きさを見るためで、5月にドクターから行くように~と紹介状をもらっていながら、行ってなかったんですね~(´-`;) 

あらかじめ、$299かかりますよー!と言われてたんで、お財布と心の準備は万端です。

ちなみに、私のような経過観察のためだけのスキャンだと、メディケアからのカバーはないみたいです。ほんと、健康のためにはお金がかかりますね…健康って素晴らしい。

 

受付を済ませるとすぐに名前を呼ばれ、ナースに誘導され上着だけ脱ぐように言われ、そのまま靴だけ脱いであれよあれよと機械の上に横になる。

 

え、もう始まるんですか…?

 

なんか前回は一応白いのに着替えて、注射され、管をつけたまま機械に乗ったような…?でも注射ないならラッキー( ・∀・*)ノ

と思いながら、言われるがままに耳栓をしてヘッドホンをはめられました。ナースのお姉さんが何か説明してるけど、もちろんよく聞こえずソーリー?連発。

そして機械が動き、あのうるさいノイズが始まりました!前回はラジオを流してくれたのに、今回は何もなし!

私はめちゃくちゃ音に敏感で、ほとんどの音がドレミで聴こえる絶対音感の持ち主なので、耳に入ってくるノイズがテクノっぽく聴こえたり、キューブリックの映画音楽かのように聴こえたりと大変でした。

 

20分ほど経ってナースの2人が入ってきたので、お、もう終わりかな?早いなと思っていると、今から注射を打つわよ、とまさかの途中からの注射ー!結局打つんですねー!

これがまた痛いのなんの!管がついてるときの注射、5割増しくらいで痛くないですか??これは造影剤だったと思います。

そしてさらに10分ほどノイズとの戦い、後半戦です。

ようやく音が止まり、機械から出してもらい、針を抜き取って終了となりました(o´д`o)=3

 

またドクターとのアポを取って、気になる結果を聞きに行く予定です!

せめて大きくなっていなければいいなぁ…

 

 

 

 

体外受精に至った経緯

先日、こんな記事を見つけました。

 

www.news.com.au

 

要は、とにかく根気強くIVFをやれば、8回目までには成功するという統計結果が出ました、といった内容。

全ての年齢層において、1回目で妊娠・出産する女性は全体の33%、さらに8回目までのサイクルでの成功率は54%〜73%にまで上がるそうです。

 

数撃ちゃ当たるということを言いたいの?

そりゃあ、お金と心の余裕があれば成功するまで続けますとも。

成功するまで8回も頑張って続けた方々がそれだけいるという事実でもありますね。

少し勇気づけられた記事でもありました。

ちなみに、1人の平均サイクル数は、2.1回とのことでした。

 

次の生理が来るまで特に何もすることがありませんが、ウォーキング、ヨガストレッチ、バランスを考えた食事などをストレスがない範囲で続けてます。

コーヒーだけはどおーしてもやめられず、デカフェを飲んじゃってます。

引っ越してやっとバスタブを手に入れたので、ほぼ毎晩半身浴を楽しんでます\(^o^)/

 

今回の生理周期は採卵後なので、おそらく40~45日くらいになるかと思います。早く来てくれ生理!

待ち遠しいです、胚盤胞移植

 

 

さて、私達が体外受精まで至った経緯ですが、もともと2人とも子どもはまだまだいいかなーという感じでした。まぁ、いずれは欲しいと思っていましたが、お互い子どもが得意な方ではなく。

そんな感じでのんきにしていたんですけど、今から2年ほど前に彼に病気が見つかり、その治療方法が元となって自然妊娠することは100%不可能となりました。

その時は、彼が無事に手術を成功できたことと、生きていてくれていることに感謝の気持ちでいっぱいでしたが、最初にその事実を聞いた時は、頭の中が一瞬真っ白になって、えっどういうこと?私達子どもはできないの?と軽く混乱しました。

私自身、人工授精や体外受精などの生殖医療技術についての知識も興味も何もない状態だったので、自然妊娠以外の方法という発想自体なかったわけです。

そこからめちゃくちゃ調べまくりました (`・ω・´)9

 

そして彼の回復を待って、現在お世話になっているMonashのドクターのもとへ初めての面談に行く運びとなりました。

クリニックもたくさんあったんですけど、成功率をやはり重視してリサーチしたところ(ってすべて彼がですけど)、家から歩いて行けるというのも大きなポイントでMonashにたどり着いたというわけです。

 

私の方も、妊娠に向けての婦人科検診を一通りGPの先生にやってもらった結果、高プロラクチンだということがわかりまして。

MRI で原因を探ったところ、脳下垂体に小さな腫瘍が見つかったので、そこから専門医を紹介してもらい(Monashと同じWesley Hospital内で探してもらった)、薬での治療を開始しました。

そして、前回のMRI から1年以上経つので、明後日またスキャンに行って参ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PGSの結果

もういつでもベビーが来てくれてもいいように広めのアパートメントへと引っ越しまして、バタバタと毎日が過ぎました。

そんな中、PGS着床前診断)の結果が出ました!

今月末と言われていたので、絶対8月に入ってからだろうなぁなんて思ってたら、意外と速いじゃないですか〜

 

無事に胚盤胞まで達してくれた受精卵2個のうち、1個は結構グレードもよくて異常なしだったんですけど、もう1個の方は染色体異常が見つかったとのことです!

 

でも "Abnormal" って言葉がなんかショック…(._.)

 

そもそも染色体異常が見つかるって、一体どれくらいの確率なんでしょう?

 

年齢別の統計によると、35歳前後では50%の確率で何らかの染色体異常が見られるらしいです。

その率は、もちろん年齢とともに上がっていきます。

私は今年34歳になるので、まぁ当てはまることになります。

 

ちなみに、このPGS費用は受精卵1個につき$700(約¥62,200)ほどでした。

2個分なのでその2倍です(´-ι_-`)

 

しかし、PGSを行うメリットはたくさんあると思うんです。

 

まず、染色体異常が主な原因とされている流産のリスク、染色体異常胎児(ダウン症など)妊娠の可能性を減らすことができます。

また、着床の可能性が低い胚移植をしてうまくいかずに次のサイクルコストがかかることを考えると、PGSを行う診断費用以上のメリットがあります。

そして、妊娠の可能性があると判断された受精卵のみを移植することで、1回の胚移植での成功率が上がると言われています。

 

 

ちなみに、異常なしだった受精卵のグレードを聞いてみたところ、'1' と言われました。

 

1?  (´・∀・`)

 

えーと、 がベストで があまり良くないらしく、平均は だそうです。

何かよくわからないけど一番よかったってことです!\(^o^)/

 

また今回も胚移植のチャンスは1回だけとなりましたが、前回よりは確実にクオリティーは上がってそうです。頑張ってくれたこの卵さんに賭けます。

次の生理が来たらクリニックとコンタクトを取って、排卵日を調整予定です〜

 

 

 

 

 

1回目の治療費公開とオーストラリアの医療制度まとめ

めったに来ないFacebookアプリのお知らせマークがついていたので開くと、そんなに親しくない友人の、”女の子が産まれました〜”という投稿で、しかも赤ちゃんの名前、私がつけたいなーと考えてた名前。偶然とはいえ今の私のこの状況でその投稿ピックアップしなくても…と何とも言えない、素直に祝福できない自分がいました…いや、おめでたいことだとは思うし、日本の危機的な少子化対策に一役買ってくれてるって意味では大変素晴らしいことだし。

でもなぁ…やっぱり治療を始めてから、こういう話題に異常に敏感になったのは確実だわ。判定日に撃沈したあととかじゃなくてよかった(´-ι_-`)別に見なくてもよかったことをわざわざ見せられるからソーシャルネットワークはやっぱ嫌いかも

 

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さて、今日は1回目の治療費についてまとめてみようと思います!

自分でも合計額を見るのはちょっと恐ろしいですが、皆様の参考になれば幸いです

(´p・ω・q`)ガンバ ↓↓↓

 

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遺伝子チェックですが、私たち自身のDNAに何か異常情報はないかを血液検査で診断するものです。これは特にしてもしなくても…という感じだったと思うんですが(というかほとんどの人がやらないと思います)、念には念をという我がパートナーの勧めで行いました。もちろん異常なしでした(^o^)/

高いですねーしかし

 

 

 自己注射代のPBSについては、オーストラリアの国民医薬品給付システム(PBS:The Pharmaceutical Benefits Schemeといって、医師から処方される薬代の自己負担上限額が$38.80(約¥3,373)に設定されているシステムのことです。この上限額は、毎年$0.50~$1.00ずつ値上がりしているようです。

ちなみに、自己注射のお薬ですが、PBS制度がなかったら軽く$2,000越えます(||゚Д゚)アワワ

 

 

 

オーストラリアの国民保険制度Medicareのおかげで、IVF治療費用に関しては約半額ほど補助を受けることができます。昔はもっとカバーされていたようですが。

IVFによって誕生する赤ちゃん1人につき、なんと$40,000(約¥348万)もの国民のMedicare税が使われていると言われていますが、その子が大きくなって働いて所得税を納めれば30歳までにその金額は返せてしまうそうです。

オーストラリアも少子化が問題視されているので、出産祝い金有給育児休暇制度の導入(もちろんパートやアルバイト社員でも対象となる!)など国が力をいれているように思います。

そうやって国が子どもを産むことに積極的な姿勢を見せていることも、この国の出生率維持に貢献しているのかなーなんて思います。(オーストラリアの出生率1.83 日本:1.27

 

 

□ Medicareのしくみ□

 オーストラリア国民と、市民権・永住権を持つ人すべてが加入対象となる国民保険で、3/4が一般財源より、残り1/4が国民のMedicare税より徴収され運営されている。

 個人所得税に上乗せして、課税対象所得に一律1.5%上乗せして課税されるが、低所得者層には免除措置があり、中高所得者層にはさらに追加課税がある。

 

 ただし、GP(一般診療医)専門医Public(公立)の病院での診療にのみ適用され、Private(私立)の病院での診察、入院、眼科、歯科などMedicareでカバーされない部分については自己負担となるため、多くの人が民間のプライベート医療保険に加入しています。(プランにもよりますが、歯科カバーなどつけると結構高くなります…)

 

そして、Medicare Safety Net(医療費セーフティネット

年間医療費が$2056.30(2017年1月現在)に達すると、それ以降の医療費が最大80%まで還元されるという制度もあります。

これは1家族につきの合計金額なので、Medicareにて旦那様やパートナーの方と家族登録をしておくことを絶対にお勧めします。IVFをやってたらこんな金額、速攻で到達します。なので、ちょっと風邪でGP にかかったり、紹介状をもらいに診療へ行くときなど少しの出費で済むようになりますΣb( `・ω・´)グッ

 

 

 

 

 

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オーストラリアの体外受精事情


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↑今朝のブリスベンシティ方面の様子

 

このところまた肌寒くなってきたので、早朝のウォーキングは正直辛いっす…:;(∩´﹏`∩);:

基本、年中暖かいので(平均気温が20℃を越えてます)、ちょっと寒くなっただけで、えらく寒いと感じてしまうというか…人々は大げさに着込んでアピールします。私もその1人ですがね(´>∀<`)ゝ

 

日本はもうかなり暑い時期かと思います。九州での大雨災害について昨夜の母との会話で知りました。

母としゃべっていると余裕で1時間は過ぎてしまいます!やはり、家族が近くにいないというのは寂しく感じますね〜治療していると尚更(´._.`)

 

そして、待ってました!の生理が 本日ようやく来まして(前回は採卵の3日後に来た)、大量のホルモン剤投与で溜まった残留物を、きれいさっぱり洗い流してもらいたいところです。

基本的に、採卵後の生理は普段より重めですが、この後は体もだいぶ元通りになります\(^o^)/ 

ちなみに、今回の生理中はタンポン禁止とのこと。 

 

 

さて、暇だったのでオーストラリアの体外受精事情についてリサーチしてみました。

 

2014年にIVFによって誕生した赤ちゃんの数は、12,875人

 

これは、この年の総出生数(299,697人)の約5%となっています。この数値は高いんでしょうか?気になって日本も調べてみました。

2014年の総出生数は、100万3,500人で、うち47,322人の赤ちゃんがIVFにより誕生。これもおおかた5%です。同じくらいの率なんですね~。ちなみに、日本は世界で一番体外受精の件数が多いんだそうです。知りませんでした。

と同時に、件数は多いのに実際の出産率は世界でも最下位という記事も見つけてしまいました。(採卵1回あたりの出産率:アメリカ…約34%、オーストラリア…約20%、日本…約6%

 

以下、UNSW(University of New South Wales)による全オーストラリア&ニュージーランドのART(生殖補助医療)についての統計データベース(2014年)より勝手に抜き出してます( ..)φ

 

Fresh vs Frozen?

 

新鮮胚移植と凍結胚移植ではどちらがいいんだろう?とずっと疑問でしたが、30~34歳のグループでは、新鮮胚移植での出産率は32.3%、凍結胚では26.4%という結果が。うーん、これについては何とも言えません。データによっては凍結胚の方が妊娠率(着床率?)は高いというソースも別の場所で発見しましたので…

 

Blastocyst(胚盤胞)移植率は全体の67.5%

 

2010年の52.1%から大きく増加しているようです。IVF界全体で胚盤胞移植を推進している模様ですね。やっぱりこれは、初期胚を移植するよりも胚盤胞まで育ててから子宮に戻した方が着床率が高いと一般的に思われているからですよね。中には、なかなか胚盤胞まで成熟する卵をつくれない人もいると思うんですが。

初期胚でも、培養液より子宮の環境のほうが卵が育つ場合もあるので、(本来いるべき場所なので当然といえば当然)もちろん初期胚移植で見事妊娠する人だっているわけです。

私も、この2回サイクルをやってみて、胚盤胞まで到達するのが容易ではないってことを思い知りました。ただ、このクリニックの方針は胚盤胞移植なので、胚盤胞に達しない卵たちはただただふるい落とされるという事実を目の当たりにし、なんだか心が痛みます(;ェ;`)(´;ェ;)もしかしたら、初期胚を戻してうまくいくかもしれないし…

次回、そのあたりのことドクターに聞いてみようかなぁと思ってます。

 

Cleavage stage(初期胚) vs Blastocyst(胚盤胞)?

で、その問題の胚盤胞での妊娠率は45.1%に対し、初期胚では31.1%(35歳以下)という結果が出てました。やっぱり胚盤胞移植を勧められるわけですね。

 

凍結胚盤胞の平均数:1.7個!(35歳以下)

 

今回かなりの採卵数だったので、これはもしや7~8個くらい胚盤胞ができちゃったりして~((((o゚▽゚)o)))なんてほのかに期待してましたが。 

え、平均ってこんなに少ないもんなの…?

じゃあ、今回の私の2個はいい方なのか?というなんだかもやもやした気持ちです。

 

1年に行う平均サイクル数:1.8回

全体を見ると、1回だけ行った人が約半数(50.8%)、以下2回(27.2%)、3回(12.4%)、4回以上(9.6%)と続きます。これって、1回で成功してるのか、金銭的・体力的理由で年1回しか行わないってことなのか…圧倒的に1回だけの人が多いですがそこは想像です。

 

ソース:Australian & New Zealand Assisted Reproduction Database (ANZARD) | National Perinatal Epidemiology and <br />Statistics Unit (NPESU)

 

ネット上の星の数ほどある噂レベルの情報よりは、リサーチとか統計データを見る方が情報としては確実だし好きなんですけど結果論なんで参考程度にしてます。

PGSの結果が出るまで(あと2~3週間)ネタがなくなってしまいました(;´・ω・)ウーン・・・

 

 

【2ndサイクル】その後の経過

翌日、少しはマシになったものの、悔しいことに食欲だけはいつになく健在でついつい食べ過ぎてしまい、食べ終えて後悔…

というのを繰り返し…

 

不思議なことに、普段は超がつく甘党なのに、塩辛いものしか受け付けません。甘いものを見ると吐き気すらします。これは何なんでしょう?

 

この日は、今住んでいる部屋にインスペクション(内見)が入るので、30分ほど部屋を空けねばならず…しぶしぶデカい腹を抱えて近所の公園へ時間をつぶしに行く。

もうすぐ引っ越すので、管理会社が次の入居者を募ってるんです。

前から思ってたんですけど、この意味わからないシステム何とかなりませんか…まだ住んでいるうちに知らない人が見学に来るの、その時間帯はいちゃいけないし(まだ自分の部屋なのに)、正直迷惑だし面倒くさい…

うちは土禁にしてるけど、絶対こっちの人は靴なんて脱がないから、潔癖の私には耐えがたい屈辱です…(°言°怒)

実は最初、私の採卵手術の日を指定してきたので、

そんなん無理じゃあ~!

(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・”

とお断りしたわけです。

 

公園にて、めちゃくちゃ天気も良くて気持ちがいいはずなのに、やっぱり胸のあたりまで苦しくて歩くのも一苦労で一切余裕なし。ちょうどその時培養士さんから電話が。

10個中、9個がうまく分裂しているとのこと!

そのまま担当ナースに代わってもらい、前回とは全然違うこの苦しみを伝えると、たまたま近くにいたドクターにすぐつないでくれました。

やっぱり、今回は採卵数が多かったためOHSS(卵巣過剰刺激症候群をかなり心配していたそう。ちなみに、35歳以下、やせ型、採卵数が20個以上の時は、発症しやすくなります。(全て私に当てはまる)

とにかく、水分をとってトイレで出しまくること、(尿は黄色ではなくクリアーをキープすること)、水よりもスポーツドリンクを勧められ、便はきちんと出ているか、吐き気や息苦しさはないか、など聞かれました。

Triggerを打ってからの5日間くらいがピークなので、もう少し頑張ろうp(`・ω・´)q

 

水を飲むと溜まって苦しいので、もう水は受け付けなくなりました…ひたすらポカリペアー(梨)ジュースを飲んでいます。こんなにもポカリをおいしいと思ったことはないです。


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↑ このペアージュースは本当においしい(^-^)プルーンジュースは味は強烈ですが、ビタミンC、カリウムや鉄分が豊富です

 

ただ、夜になると苦しさが増すような気が…特に息を吸う時、何かに押しつぶされそうなくらい胸部が圧迫される感じがします…

あくび、咳、くしゃみ、笑った時は、涙ちょちょぎれるくらい痛いです…(´;ω;`)ウゥゥ

 

とりあえず、”困ったときのパナドール” を飲んでうずくまってれば何とか眠れるのでそれで凌いでますが…(毎晩9:30には眠気に襲われるので)

 

翌日そのことをナースに話すと、昼間は体がアクティブだけど、夜は活動を停止しちゃうから余計辛いのかも…的なことを言われました。そういう時はやっぱり!パナドール飲んで水分とって出すに限る!

またしてもそれかい!もうどうしようもないんだな!了解!

 

さらに翌日は仕事へ。

だいぶマシになったけど、立ち仕事なので、正直しんどかった…ほとんど座らせてもらってましたが…

 

肝心の卵さんですが、無事に2個が状態もいい感じのBlastocyst(胚盤胞に達してくれて、無事にBiopsy(生検)でき、今PGS(着床前診断にまわしてもらっています。

今月末までには結果がわかりそうですb( ゚∀゚ )