ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

ささくれから始まる悲劇

私、実は日頃から指のささくれを剝いてしまう癖があって、それだけならまだしも、甘皮が剥けてきていないにも関わらず、わざわざ剝いてしまう。

ほとんど無意識下でやってる。イライラしたり、心配事とかあったりすると、特にひどい。

これがすごいストレス発散できて。

 

いつからやってるんだろう?

それぐらい結構若い頃からやってると思う。

自分の中では、なんのおかしな事はない普通の事だと思ってた。

 

それが、地味に悲惨な事になりました。

 

右手の薬指、中指側。

なんか、剥けだすとすごい快感みたいのが得られて、ついついやっちゃうんだけど、今回ちょっと深めに行ってしまった。

赤い、出血までは行かないけど皮膚内の細胞組織的なのが見えて放置して数日。

 

いつもなら、皮膚同士が頑張って接合しだす頃。治るどころか痛みだしたうえに、熱を持ってズキズキする。

やばい、何かバイ菌が入って治癒まで時間がかかるパターンかもなと思って、ティーツリーオイルポーポークリームを塗り始めた。

 

そうして、1週間経っても爪は元に戻る気配はなく、とりあえず痛みが引かず赤紫色に腫れ、黄色い膿のような物が出てきて、どうみてもまともな状態じゃない。

ほんのちょっとドアに当てた、とかでも悶絶しそうなくらい真剣に痛い。

 

さすがに調べてみると、爪周囲炎というものがどうもこの症状に当てはまっている。爪周辺の薄皮は、ちょっとした傷からでもバイ菌が入りやすく、ひどいと化膿して膿が溜まり、痛みを伴うらしい。

 

不快でグロいので、画像は載せませんが〜

 

この日は日曜日だったので、翌日のかかりつけGPの予約を入れたけど、痛みだけでなく、なんだか気分も悪くなってきて我慢ならなかったので、抗生物質をもらおうと急遽今すぐ見てもらえるGPへ。

 

患部を見るなり、「感染してるから、膿を出して抗生物質を飲もう。」と言われた。

で、どうやってこうなったのか聞かれたので、爪の皮をむしる嫌な癖があるという話をすると、「心に不安なことがあるのかもしれないから、サイコロジストを紹介することもできる」と言われた。

ググった時にも、"この行為はある種、自傷行為であり、程度によっちゃ治療の必要なれっきとした病気"みたいなことが書いてあって、皮膚むしり症という名前まで付いていたのに驚いた。

 

これまで何年もやってきて、一度も爪周囲炎にならなかった事が奇跡的すぎる。

 

ともかく、麻酔の注射を打たれ(これが涙ちょちょぎれるくらい激痛だった)、皮膚を切開して、溜まっていた膿を出してもらった。

ベビ男連れてなくてよかった〜。

 

抗生物質の飲み薬を薬局で出してもらった時、塗り薬も勧められたので一緒に購入。うがい薬で有名なBetadineブランドの消毒クリーム。いわゆる、ヨードチンキ

あと、Saline waterでよく洗うとか色々アドバイスもいただいた。お薬とか処置のアドバイスは、薬剤師さんに絶大な信頼を置いてる。

 

ただ、膿を出したからといって、すぐに痛みが取れて腫れも引くわけではなかった。

2〜3日はまだまだ絶賛痛かったし、本当に全部出し切ってくれたのか?という疑問が残るほど、膿のような物が出てきてた。

 

 

それにしても、爪周囲炎にならなければ、この私のアブナイ癖にも改めて気付くことはなかったろうし、警鐘を鳴らしてくれたという意味では良い経験となりました。

たかが、ささくれ。

されど、ささくれ。