ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

帝王切開レポート その2

レポその1より続きます。

 

hakunamatata-ivf-diary.hatenablog.jp

 

 

下半身の感覚がほぼなくなり、何やらカテーテル(尿管?)を挿入されている模様。

ほとんど何も感じず。尿管入れるの痛いのかなーって思ってたからよかった。

呼吸も全然普通にできて、よくわからないけどすごくワクワクしてきました。

ずっと夫の手を握ってました。

 

麻酔科ドクターはちょこちょこ気にして声をかけてくれて、それがすごく安心できました。

 

お腹と子宮にメスが入り、産科ドクターと助産師さんが2人がかりでベビーを取り上げようとしているのがわかり、しばらくして、助産師さんがいきなりめっちゃお腹をプッシュしてべビを押し出そうとして、これがかなり不快!

何も感じないはずなのに痛くて苦しくて うぅーと低いうめき声を上げながら夫を握る手にもかなり力が入ってました。

 

 べビ男が出てきているらしく、カメラを持ったナースの男性もパシャパシャとシャッターを切っている!

 

そしてついに、

 

ふぇ、ふぇあー、ふんぎゃぁあー!!

 

 泣いたー!!

 

時刻は8:34AM

 

すぐにドクターがカーテン越しに、産まれたてのべビ男を私に見せてくれました。

 

うわー小さな私!

てか真っ赤!赤ちゃんって本当に赤いんだ!

 

この私に似た小さな生き物が。

私のお腹の中から出てきた愛しの我が子。

 

ただただ、涙がどばーっと出てきて何一つ言葉が出てきませんでした。

ぐしゃぐしゃの顔で隣の夫の顔を見つめるばかり。

 

9か月間、嬉しい時も辛い時もずっと誰よりも近くで一緒に過ごしてきたこの子。

つわりや逆流性食道炎で苦しませてくれたこの子。

力強いキックや頻繁なしゃっくりで何度も夜中に起こしてくれたこの子。

 

この子だったのかぁー

 

ついにスキャン画面の前ではなく、ママの目の前に元気に出てきてくれたんだねーと感動でいっぱいでした。

 

すぐに小児科チームに渡され検査を終え、夫が呼ばれてへその緒を切ってました。

その間ずーっと聞こえる ふぎゃあーふぎゃあー!!というべビ男の元気いっぱいの泣き声を、私は縫合されながら愛しさいっぱいで目で追ってました。

 

そして、小児科ドクターがべビ男を私の胸の上に置いてくれてしばらくカンガルーケア。

ついにこの手で愛しの我が子を抱くことができたのでした。

 

その後、ベッドごと外の処置室に移動し、私のチェックアップを行っている間、母もそこにいてべビ男を抱っこして写真を撮ったりしてました。

 

しばらくしてドクターが来てお話したあと、病室へ移動。

ここらへん記憶が曖昧なんですが、べビ男もコットに入れられて一緒に病室に来た気がします。

しばらくはずっと私の胸の上にいて、Skin-to-skinコンタクトを続けてました。

出産直後からすぐに自分でお世話をしなくちゃで、傷も癒えないまま大変だったのだけは覚えています。

 

ここから私とべビ男のChallengingな入院生活が始まるわけです。