ハクナマタタな育児ダイアリー

自我強め・超偏食王子(2歳児)と、大自然豊かなオーストラリアにいるのに、コロナを経てインドアに拍車がかかってしまったヒッキー母ちゃんの育児奮闘記録とたまに小言で毒吐いてスッキリするブログです

日本の味とは何ぞや

先日記事にした ALDIの日本食品フェアにて、目にとまって買ってみたこの煎餅。いや、イスクラッカーかな?

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日本のいわゆる煎餅とは若干異なる。こちらでイスクラッカーと言えば、一般的にはこの薄焼き煎餅らしきものですよね。

 

このSoy&Ginger味は、正直私の口には合いませんでした。クセが強すぎて。

ベースはSoy sauceなんだろうが、Gingerの自己主張がやたら強いのと、なぜか強烈なアジアのニッキ(シナモン?)っぽい風味も余計で、全ての味が個別に走り出してしまっている。味が迷走中という感じ。

残念すぎる。けど、オージーはこういうとりあえず濃い味系が好きなのかな。私が商品企画部だったら、もっとうまく作れそうなのに。日本の味を勘違いされたくないわ。

 

なんだけど、ベビ男はすごい食べてたの😱塩辛いものとか濃い味が好きだからなのか〜将来は呑兵衛かしら💦

 

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さらに、Wasabi味。

まぁ、大体予想はつくから食べてない。

 

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Fantasticサイトより

 

この、Soy&GingerWasabi「Flavours of Japan」とするあたり、日本食をどんなものだと認識しているかがよく分かるというか…

日本食=Sushi(寿司ではなくSushiね)みたいなね。もしくは Teriyaki

 

仕方ないですけどね。日本食が本来のものとは異なった認識で、海外に広まってしまってるのは。だけど、なんだかもう、もはやそれが「世界の中での日本食なのかも…なんて思えてきた。

 

この乱立するテイクアウェイの寿司屋に並ぶ、カラフルで揚げ物オンパレードな巻き寿司たちを見る限り、日本の由緒正しき「寿司」の面影なんて1ミリもないけどさ。

そして、それを「寿司はヘルシー」と信じ込んでるオージー達も多くいて、「違うんだよ」とちゃんと日本食のことを教えてあげたい衝動に駆られる。

 

夫の家族達と日本旅行した際、旅館で会席料理が出されることを心配した私が事前に聞いたんだけども、「We LOVE Japanese food!!」と言ってた義両親が驚いてほとんど口をつけず、急遽ステーキを頼むっていうこともあったなぁ。

 

ま、私も海外のこういう何でもアリな寿司が大好きな一人ですけどね。日本の回転寿司に行っても、えび天握りやサーモンアボなんかを好んで食べちゃうし。帰ってきて空港ですぐテイクアウェイの寿司屋に寄っちゃうし。

 

むしろ、今や日本の回転寿司が何でもアリみたいになってるし、もはや何が日本食なのか分からないですね。